コミ通 COMICS CROSS REVIEW
コミッククロスレビュー
石舘通信
	笑いとオンナをこよなく愛する若手放送作家。
	趣味は料理とチェロ演奏。ジパング加藤
	吉本興業の若手人で相方はオーストラリア人。
	愛知出身エセ関西人。Aボーイ阪本
	ゲーオタ・アニオタのウェブプログラマー。
	無駄な知識と特技がいっぱい。ヤンキー飯島
	元・走り屋で、小学生のような性格の
	イラストレーター。特技は霊視。メイドイン佳子
	タレント志望、20歳の派遣ウェイトレス。
	岩手なまりの素朴な紅一点。

死化粧師
葬儀での最後の別れを演出する死化粧師の物語。広がりづらそうな設定だし一話 完結スタイルなのにズッシリきます。演出もストーリーもキチンと計算されて いますね。大きなストーリーがもっと見えてくれば更に点数は上がりそう。  
タイトル通り死化粧メインのお話ではなく、される側の様々な ドラマに重きをおいてます。ええ話なんですが、なんかあっさりしてる。まとまりすぎてなんか物足りない気がするんですよね。
エンバーマーという 認知度の低い職業に着 目し、十二分に描いた漫画。死に対して真摯に向き合う女好 きな男の生き様がかっこいい。重たいけど救いがある。切れ味鋭い、毒にも薬にもなるエンターテイメント。
「切り絵」の様な作者の画がどこかはかなげで美しい。物語も心がじんわりきちゃうイイ話になってるし。「誰にでも来る死を受け入れて、それが来るまで、その後も愛してあげなきゃ!!」って優しくなれるぞ!
人は死ぬ時、美しく死にたいと願うもの。それを叶える職業がエンバーマー。死 んでいく人とその縁者の心情が美しく、深く、温かみのある物語に仕上げらて います。一話完結の漫画なのにこんなに引き込まれたのは初めてです。お薦め!
 
三原 ミツカズ
Feel Young
祥伝社
1〜4巻  


遺体を生前の姿に
近く戻す技術者・エン
バーマー間宮の物語

06/02/26更新